ヘルウェティイ族は

ヘルウェティイ族は、現在のスイスから南ドイツにかけて居住していたガリア人の部族。

スイスの古名であるヘルヴェティアはこの部族に由来する。

ガイウス・ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』によれば、紀元前1世紀、ヘルウェティイ族はスエビ族の攻撃を受けていた。

当時の族長であったオルゲトリクスは、部族を率いて西方へ逃れることを決定した。

そのためには、当時ローマの属州であったガリア・ナルボネンシスを通過しなくてはならなかった。

オルゲトリクスは属州総督のカエサルに通過許可を求めたが、カエサルはこれを拒絶した。

オルゲトリクスは強引に突破する決意をし、これがガリア戦争の契機となった。

『ガリア戦記』によれば、この時のヘルウェティイ族の全人口は390000人で、うち110000人が武器を持てる成年男子だった。

対してカエサル率いるローマ軍は、6個軍団29000人だった。

カエサルは新たに2個軍団を動員した。

ヘルウェティイ族が移動を始める前にオルゲトリクスは亡くなった。
update:2010年07月25日